ユーザーが信用するのは「直近情報」
サイトは一度更新して終わりではありません。ほったらかしで利益を生み出す事もありません。
サイトやブログは公開したことよりも「更新すること」のほうが重要です。
例えば、有益な情報があった場合、その日付が5年前になっていたとしたらあなたはその記事の信憑性をどう感じますか?
おそらく、「もうこの記事は古いから役に立たないだろう」「今は変わっているだろう」と判断することが多いのではないでしょうか。
また、実店舗販売も兼ねているショップのウェブサイトの最終更新が5年前であれば、「今は営業しているのだろうか?」と考えるでしょう。
結果的にユーザーは同種の情報を再検索して競合サイトへたどり着く事となり、ユーザーを取りこぼす結果となります。
ユーザ視点に立った時に「更新の日付」はサイトの信憑性を判断する重要な要素になります。定期的な更新による旬な情報だからこそ、ユーザーはそこに価値を求めるわけです。
信用が生まれるからこそ、商品の購入やお申し込みにつながる結果になるのです。
ユーザーだけではなく「クローラー」も最新を求める
SEO施策でキーとなる検索エンジンのクローラーも同様です。SEOも最新の情報を更新しているサイトを上位に表示するアルゴリズムが組まれており、更新頻度の高いウェブサイト程クローラーの巡回頻度が高まり、検索結果に反映されやすい傾向にあります。
「ユーザが今使える有益な情報」を検索結果として返すことを目的としており、古い記事ではなく最新の記事にこそユーザーには価値がある、とGoogleも重要視しているためです。
クローラーは何度でもやってきて、何度でも反映する
検索エンジンのクローラーはウェブサイト訪問時に更新を確認すれば、検索結果反映へのアップデートをおこないます。
書籍や新聞とは異なり、何度でも更新をかけてコンテンツを充実させる事ができる、ユーザーニーズに合わせてSEOを施せる点は、インターネット特有のメリットと言えるでしょう。
過去に投稿した記事をいま一度見直してみましょう。少し記事をアップデートすることで価値あるコンテンツに生まれ変わる可能性も十分にあります。
定期的なアップデートがサイトの成長を左右する
ユーザの心理面においても集客面においても、最新の情報を提供することに意味があります。
サイトは公開して終わり、ほったらかしで稼げる、というものではありません。
定期的にコンテンツの見直しやアップデートといったメンテナンスをおこない、「最新の情報をユーザに届ける」ということを忘れないようにしましょう。
[図表211]