モバイルフレンドリーとは
サイトがモバイル(スマホ)で閲覧しやすいように表示が最適化されていることを意味します。
モバイル利用者が増えたことを契機に、Googleは2015年4月からモバイル検索を検索順位決定の要因としはじめました。そして、2016年5月にはモバイルフレンドリーが検索順位に与える影響を強化するためのアップデートが行われました。さらに、2018年3月からモバイル対応が完了したサイトを順次モバイルファーストインデックスを適用すると発表がされました。
モバイルファーストインデックスが適用されることによりモバイル版のサイト内部情報が評価され、対応していないサイトはパソコン版の検索順位にも大きな影響が出るようになりました。
令和元年時点でモバイル端末全体における個人の保有率は81.1%と発表されています。[引用]総務省「通信利用動向調査」
モバイル利用者のためにも見やすい表示を心がけることはもちろん、ユーザーニーズに応えるためGoogleの検索エンジンも重要視していることになります。
ここでは、運営しているサイトがモバイルフレンドリーに対応しているか、また、どのように対応していくべきかを説明します。
モバイルフレンドリーテスト(無料)
「このページなモバイルフレンドリーではありません」の表示がされた場合は不合格です。
不合格であれば検索順位が上がることも困難ですし、現在上位表示されているページもランクダウンする可能性があるため、至急修正をおこないましょう。
【修正方法】
- Google Search Console にログイン
- 左メニュー「モバイルユーザービリティ」をクリック
[図表205]
[] - サイトのモバイルフレンドリーの状況がわかります。
[図表206] - エラーが出ている際はエラーに沿って修正をおこないます。
[図表207]
エラー項目をクリックするとエラーの詳細、エラーが発生しているページが表示されます。
修正が完了した場合は「修正を検証」ボタンを押すことでGoogleに再度チェックを求めることができます。
また、以下のツールを利用することでモバイルサイトの速度を計測でき、さらに速度の改善提案を出してくれます。
Test My Site(無料)
サイトの表示が遅いページはユーザーへストレスを与えるため、Googleはサイトの表示速度も検索順位決定要因に大きな影響を与えています。
「低速」が表示された場合は原因を確認し、早急に対応しなければ順位上昇は難しいと考えましょう。
モバイルフレンドリーはサイト運用に必須条件となっています。
ユーザーにもGoogleからも評価されるサイトを意識して作成しましょう。